FC2ブログ

日本民藝館

京王井の頭線 駒場東大前駅から徒歩10分程の場所にある日本民藝館。
建物は、柳宗悦が中心となり設計されたもので、外観・各展示室ともに
和風意匠を基調としながらも、随所に洋風を取り入れた施設となっていて
石塀は1999年に国の有形文化財に登録されたそうです。
玄関を入ると、中央に大きな階段があり、吹き抜けの空間が広がります。

202095.jpg

明日9月6日(日)まで開催の「棟方志功 師との交感」を見に行きました。
日本を代表する版画家・棟方志功が、かけがえのない師と仰いだ柳宗悦、
河井寛次郎、濱田庄司との交流は代表作を次々と生み出す源泉となったと解説に載っていました。

20209501.jpg
棟方志功 観音経曼荼羅「阿修羅の柵」1938年 ポストカードより

棟方志功、河井寛次郎、濱田庄司の作品が一堂に集結していました。
予想していた以上の展示数で、見応えがありました。
棟方志功 観音経曼荼羅「阿修羅の柵」は躍動感があり、一番印象に残りました。作品は勿論ですが、白地に赤枠の表装も作品を引き立てていて素敵でした。
河井寛次郎「緑花文六角花瓶」は、白地に緑の釉薬とハワイアンキルトのモチーフのような模様がとても美しく惹かれました。

釉薬「ゆうやく」は、別名「うわぐすり」とも言い、焼き物の表面にかける薬のことです。
眞葛焼は、明治15年頃から磁器の作品になり、明治20年頃から釉下彩「ゆうかさい」の作品を作るようになります。
釉下彩とは、釉薬をかける前に絵付けをする技法のことです。素焼きした作品に顔料で絵付けをし、透明の釉薬をつけて窯に入れます。色ごとに発色の温度が違うため、狙った通りの色を出すのが難しいそうです。

20209502.jpg
初代宮川香山「美人顋斉杜若画花生」
明治20年頃~大正5年

本日のお花は、キバナコスモスです。
黄色とオレンジ色のお花は、明るくて元気が出ますね。

20209503.jpg


スタッフO

ガマの油

こんにちは。
気付けば、8月も終わろうとしています。
朝晩に吹く風は秋らしくなってきましたが、日中はまだまだ暑いですね。

20208302.jpg

筑波山のお土産に、ガマの油をいただきました。
ガマの油とは、もともとは江戸時代に傷薬として用いられていた軟膏で
のちに、筑波山名物の土産物として販売されるようになったワセリンなどを成分とする商品なのだそうです。
淡いピンク色のクリーム状で、香りはなく、手につけると皮膚がしっとりとした感じになりました。乾燥の季節に大活躍しそうです。

筑波山では、ガマの油売り口上「さあさあ、お立ちあい。御用とお急ぎでなかったら、ゆっくり聞いておいで…。」と実演販売が行われているそうですが、新型コロナウィルスの影響で12月まで中止になっているとのこと。
筑波山は一度も行ったことがないので、いつか行って、ガマの油売り口上を見てみたいなと思いました。

20208301.jpg
初代宮川香山「蛙ガ囃子細工花瓶」
明治9年頃〜明治14年頃
2020830.jpg

さて、本日は眞葛焼のカエルの作品をご紹介いたします。
丸い輪っかを手に付けた二匹のカエルが、枯れた蓮の茎に仲良く並んでいます。一匹のカエルは扇子を広げケロケロと歌い、もう一匹は蓮の実のような物を逆さまに持ち、コロコロと奏でているかのようです。見ているだけで、ほっこりする作品です。
現在開催中の企画展「新収蔵品展-前期-」では、カエルの作品をもう一点展示しております。
こちらも、おどけた姿のカエルたちが揃っておりますので、ぜひ、ミュージアムでご覧ください。
皆さまのお越しを心からお待ちしております。


スタッフO

お客さまのご感想

こんにちは。
本日も晴天の横浜です。
猛暑の予報ですのでおでかけの際には水分補給をしっかりしたいですね。
2020082901.jpg


眞葛窯のあった横浜市南区の庚台にお住まいというお客様が先日ご来館されました。
居住をきっかけに眞葛焼を知りファンになったそうです。
この日はご友人とご来館され、みんなに勧めてるのよ、とお話しくださいました。
ご友人の方は最初は高浮彫の巧妙さに圧倒されましたが、最後は釉下彩の作品が良かったわとおっしゃっていました。
2020082902.jpeg  2020082903.jpeg
写真左の高浮彫の作品は崖の岩、鷹の爪や表情もリアルでダイナミックで圧倒されます。
右の釉下彩の作品はブルーが本当にきれいで美しいとお客様もおっしゃっていました。
全く違った作品を楽しめるところも宮川香山のすごいところです。
沢山の人に知って欲しいわとお客様に言って頂き嬉しく思いました。

本日のお花 【百日草・三時花】
三時に咲くか楽しみです!
2020082904.jpg

スタッフT
ミュージアムのご案内

営業時間 10:00~16:00 土曜日、日曜日のみ開館 (但し年末年始など休館あり)

所在地 横浜市神奈川区栄町6-1 ヨコハマポートサイド ロア参番館1F-2

宮川香山 眞葛ミュージアム
書籍のご案内
「世界に愛されたやきもの MAKUZU WARE 眞葛焼 初代宮川香山作品集」神奈川新聞社より発売中
リンク
カレンダー
08 ≪│2020/09│≫ 10
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -
最新記事
カテゴリ
検索フォーム
最新コメント
最新トラックバック
RSSリンク
QRコード
QR