本日も当館にお越しいただきまして誠にありがとうございます。
10連休から日常生活の体調に戻りつつある今日この頃かと思いますが、いかがでしょうか?
お休み中、愛知県のとある公園を散歩していましたら、珍しい白いお花が大きな木一面に咲き誇っていました。
樹木の名札に「ヒトツパタゴ」と書かれておりました。

記憶の引き出しから、子供の頃に両親に連れられてこの木を見るために長い行列に並び、やっと見ることができたという花の木ではないかと思い、調べてみました。
「ヒトツパタゴ」は、俗名「ナンジャモンジャ」モクセイ科の落葉広葉樹です。
なぜこのような名前で呼ばれるようになったのか、調べてみますといくつかの説があるそうです。
①見慣れないものだから
②もともとこの木を神事などに使っていた為、名前を直接呼ぶことが出来なかったため。
③「なんの木だ?」から「なんじゃもんじゃ?」になったという説。
一度聴いたら忘れられない名前ですね。
日本では愛知県犬山市、対馬列島、岐阜県と長野県の県境など極限られた地域に自生しているとのことでした。
絶滅が危惧されるほど個体数は少ないのですが、ギンモクセイとヒイラギの交雑種とする説もあるそうです。

花が咲くと一目見ようと訪れる人が大勢いらっしゃるというこの木が、公園で満開になっていたことに驚きました。
よく見ると可憐な白いお花が束のようになり、雪の結晶が降り積もっているかのようでした。
宮川香山が、もしもこの木を見てナンジャモンジャと思いながら題材にしていたらどんな作品になっていたでしょうね。
5月18日より新しく販売しております商品のご紹介です。

写真左から
崖二鷹大花瓶(フォトカード)180円
猫(クリアファイル)380円
和美人画花瓶(フォトカード)180円
当館では、フォトカード・クリアファイル・作品集・お菓子の販売もございます。
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スタッフN