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「マティス展」

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「赤の大きな室内」1948年春
油彩/カンヴァス

4月27日(木)〜8月20日(日)まで、東京都美術館で開催中の「マティス展」を見に行きました。日本では約20年ぶりの大回顧展です。世界最大規模のマティス・コレクションを所蔵するポンピドゥー・センターの所蔵品を中心に絵画、彫刻、ドローイング、版画、切り紙絵など、約150点展示されていました。マティスは長い作家人生の中で作風を変えていったそうです。

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「パイプをくわえた自画像」1919年
墨/厚紙に貼った紙

マティスは画家としての生涯にわたって、油彩やデッサン ドローイングでたくさんの自画像を描いている。1920年代の自画像では、自分の内面を見つめる練習という性格がより明確になる。そのうちのひとつ、《パイプをくわえた自画像》でのマティスは、探るような目つきで鏡の中の自分を見ている。パイプからは煙が螺旋状の線紋様となって立ち上がる。マティスは、重要な人生の転換点に、しばしばこの自画像という自己認識のための行為に立ち返った。-マティス解説文より-

1階展示室のみ撮影可能でした。こちらの自画像が印象に残りました。
色鮮やかな作品が多いと思っていたので、墨で描いた自画像は新鮮でした。
この他にも数点、年代の違う自画像があったので、比較してみるのも面白いですね。

マティスの窓辺の作品がとても素敵だなと思いました。
色合いが美しい金魚鉢の作品は、撮影出来ない展示室にあったので、ポストカードを購入しました。

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「ニースの室内、シエスタ」1922年1月ごろ
油彩/カンヴァス

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「金魚鉢のある室内」1914年春
油彩/カンヴァス

マティスが作風を変えていった点が、眞葛焼に通じるところがあると思いました。眞葛焼は、同じ人が作った作品とは思えない程、作風が変わります。宮川香山がずっと第一線で活躍できたのは、いち早く海外のニーズをとらえ、作風を変えていったからなのです。
明治15年まで花瓶に装飾を施した「高浮き彫り」の作品を、その後は、色合いの美しい「釉下彩」の作品を作るようになりました。
ぜひ、眞葛ミュージアムで作風の違いをご覧ください。

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初代宮川香山 「葡萄鼠細工花瓶(一対のうち)」
明治9年頃~明治15年頃

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初代宮川香山 「青華菖蒲画花瓶」
明治20年頃~大正5年頃


スタッフO

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営業時間 10:00~16:00 土曜日、日曜日のみ開館 (但し年末年始など休館あり)

所在地 横浜市神奈川区栄町6-1 ヨコハマポートサイド ロア参番館1F-2

宮川香山 眞葛ミュージアム
書籍のご案内
「世界に愛されたやきもの MAKUZU WARE 眞葛焼 初代宮川香山作品集」神奈川新聞社より発売中
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