
3月14日に東京で桜の開花宣言がされましたね。
平年より10日程早いそうです。
今年も西方寺の中日桜・ミモザ・花桃が見頃を迎えたと知り、見に行きました。ここ何年か見た中で一番綺麗で、まさに春爛漫でした。


花桃には、たくさんのミツバチが花から花へ飛び回り、蜜を集めていました。後ろ足に大きな花粉のようなものを付け、重そうに飛んでいました。
不思議に思い調べると、ミツバチの後ろ足にある「花粉かご」と呼ばれる部分に丸められた「花粉団子」だと分かりました。
「花粉団子」の重さは両足で40mg程。ミツバチは体重の半分程あるものを抱え、お腹の中には蜜を貯めて飛んでいるのだそう!
小さな体なのに、なんて力持ちなのでしょう!花粉の色も花の種類によって少しずつ違うようです。
ミツバチは、花粉と花の蜜を食べて生きているということを初めて知りました。

参道以外の場所にも、こんなに大きな桜があったとは!と思い、遠くから眺めていましたが、近付くと木蓮だと分かりました。
満開の木蓮を初めて見ました。濃いピンク色のお花は、桜よりも大きいので青空に映えて、とても美しかったです。

初代宮川香山 「磁製蜂二鳥花瓶」 (一部分)
明治9年頃~明治15年頃
眞葛焼の作品に、蜂がいるものがあります。
「花粉団子」はついているかな?と、近寄って見てみました。
どうやらこれから集めるようです。
スタッフO