こんにちは。
関東甲信地方は、6月27日(月)に統計史上最も早く、梅雨明けしました。
こんなに早く梅雨明けするとは…。暑さに慣れないうちに、この猛暑は厳しいですね。水分補給をこまめにして、熱中症には十分ご注意の上、ミュージアムにご来館ください。

http://news.yahoo.co.jp/articles/6fcdb37a785ca48ecb0144dbaedd1d828617f38c
6月28日(火)の神奈川新聞に、三陽物産60周年記念マスコットキャラクター「クレメ」が掲載されました。
キャラクターのデザイナーは、横浜市「ガーデンネックレス横浜」のマスコットキャラクター「ガーデンベア」を手掛ける有限会社I.TOON 代表 伊藤有壱さんです。
クレメの職業は、見習いパティシエ。好きな事は、お菓子を作ってみんなに笑顔を届けること。チャームポイントは、鼻の上のクリームの形をした模様だそうです。
これからあちこちで「クレメ」を見かけるかもしれません!!

秘密にしたい鎌倉の仏像が、覚園寺にいらっしゃいます。
鎌倉 覚園寺は、コロナ禍以前は一日数回の拝観ツアーがありましたが、今は随時参拝可能です。薬師堂のみ案内人の方に説明していただけます。
毎年8月10日に深夜から境内が開放される「黒地蔵縁日」もとても気になります。
こちらは愛染堂です。元大楽寺のお堂だそう。神仏毀釈で覚園寺に移築されました。中には、愛染明王、不動明王、阿閦如来坐像が安置されています。
拝観受付より先の境内は撮影禁止です。受付前を真っ直ぐに進むと、茅葺き屋根の本堂 薬師堂が見えてきます。
1218年に北条義時公が造った大倉薬師堂が前身です。
ご本尊は薬師如来像、右側に日光菩薩像、左側に月光菩薩像、周りには、十二神将が祀られています。右側奥には客仏の阿弥陀如来坐像が祀られています。

薬師三尊坐像
覚園寺フォトカードより
薬師如来像は、普通左手に薬壺を持っていますが、こちらは両手で薬壺を持っています。右側の日光菩薩像は、息を呑む美しさです。
台座から垂直に垂れ下がる衣は、鎌倉以外では見られない特徴で「法衣垂下」と呼ばれると案内の方に教えていただきました。
以前より薬師堂の中が明るくなり、細部がよく見えるようになりました。

阿弥陀如来坐像(鞘阿弥陀)
覚園寺フォトカードより
阿弥陀如来坐像は、神仏毀釈で廃寺となった理智光寺のご本尊です。
胎内に仏像が納められていたという伝えから鞘阿弥陀(さやあみだ)とも呼ばれます。右側の衣には、鎌倉独特の技法 土紋装飾がされています。浄光明寺 阿弥陀如来像、東慶寺 聖観音像でも土紋を見られるそうです。
正面から拝むと小窓からの光を反射し、左目が潤んで見えてとても美しく、ずっと眺めていたくなります。
川端康成はこの鞘阿弥陀が好きで毎日通っていたそうです。
鎌倉宮から小道を入った二軒目のお家に川端康成は下宿していて、その碑が残っていると教えていただき、帰りに見つけました。

スタッフO
関東甲信地方は、6月27日(月)に統計史上最も早く、梅雨明けしました。
こんなに早く梅雨明けするとは…。暑さに慣れないうちに、この猛暑は厳しいですね。水分補給をこまめにして、熱中症には十分ご注意の上、ミュージアムにご来館ください。

http://news.yahoo.co.jp/articles/6fcdb37a785ca48ecb0144dbaedd1d828617f38c
6月28日(火)の神奈川新聞に、三陽物産60周年記念マスコットキャラクター「クレメ」が掲載されました。
キャラクターのデザイナーは、横浜市「ガーデンネックレス横浜」のマスコットキャラクター「ガーデンベア」を手掛ける有限会社I.TOON 代表 伊藤有壱さんです。
クレメの職業は、見習いパティシエ。好きな事は、お菓子を作ってみんなに笑顔を届けること。チャームポイントは、鼻の上のクリームの形をした模様だそうです。
これからあちこちで「クレメ」を見かけるかもしれません!!

秘密にしたい鎌倉の仏像が、覚園寺にいらっしゃいます。
鎌倉 覚園寺は、コロナ禍以前は一日数回の拝観ツアーがありましたが、今は随時参拝可能です。薬師堂のみ案内人の方に説明していただけます。
毎年8月10日に深夜から境内が開放される「黒地蔵縁日」もとても気になります。
こちらは愛染堂です。元大楽寺のお堂だそう。神仏毀釈で覚園寺に移築されました。中には、愛染明王、不動明王、阿閦如来坐像が安置されています。
拝観受付より先の境内は撮影禁止です。受付前を真っ直ぐに進むと、茅葺き屋根の本堂 薬師堂が見えてきます。
1218年に北条義時公が造った大倉薬師堂が前身です。
ご本尊は薬師如来像、右側に日光菩薩像、左側に月光菩薩像、周りには、十二神将が祀られています。右側奥には客仏の阿弥陀如来坐像が祀られています。

薬師三尊坐像
覚園寺フォトカードより
薬師如来像は、普通左手に薬壺を持っていますが、こちらは両手で薬壺を持っています。右側の日光菩薩像は、息を呑む美しさです。
台座から垂直に垂れ下がる衣は、鎌倉以外では見られない特徴で「法衣垂下」と呼ばれると案内の方に教えていただきました。
以前より薬師堂の中が明るくなり、細部がよく見えるようになりました。

阿弥陀如来坐像(鞘阿弥陀)
覚園寺フォトカードより
阿弥陀如来坐像は、神仏毀釈で廃寺となった理智光寺のご本尊です。
胎内に仏像が納められていたという伝えから鞘阿弥陀(さやあみだ)とも呼ばれます。右側の衣には、鎌倉独特の技法 土紋装飾がされています。浄光明寺 阿弥陀如来像、東慶寺 聖観音像でも土紋を見られるそうです。
正面から拝むと小窓からの光を反射し、左目が潤んで見えてとても美しく、ずっと眺めていたくなります。
川端康成はこの鞘阿弥陀が好きで毎日通っていたそうです。
鎌倉宮から小道を入った二軒目のお家に川端康成は下宿していて、その碑が残っていると教えていただき、帰りに見つけました。

スタッフO