眞葛ミュージアムは、コロナ禍で数年間展示替えを行っておりませんでしたが、この度、展示替えを行い、9/16(土)より「常設展」となりました。
展示作品数は、新展示作品5点、破片や掛け軸も含め、全部で110点です。撮影も可能です!!

初代宮川香山「上絵金彩帆立貝二魚蟹図花瓶」(一部分)
明治9年頃~明治15年頃
こちらの初展示作品「上絵金彩帆立貝二魚蟹図花瓶」に目が釘付けでした。
本物のような帆立貝、輪の部分は細く薄い上に、空洞になっています。一体どのように制作したのでしょう!?
中央の蟹がお茶目なポーズで可愛らしいです。蟹は花瓶一周描かれていて、踊っているかのようです。
帆立貝に描かれた魚たちも目がくりくりしています。ぜひ、眞葛ミュージアムで細部までじっくりとご覧ください!


日本民藝館で、9月3日(日)まで開催していた聖像・仏像・彫蔵—柳宗悦が見た「彫刻」を見に行きました。
木喰仏や円空仏をはじめ、近世の神仏像には庶民信仰を対象とした素朴な造形を数多く目にすることができます。本展は、当館コレクションを「彫刻」という観点から目を向ける試みです。
-日本民藝館解説より-

自刻像(自身像) 木喰明満
江戸時代 1801年
今回の展覧会では、木喰仏が7点、円空仏が2点展示されていました。
そして、何と!そのうち4点の木喰仏のみ、撮影が可能でした。
撮影できるとは思ってもみなかったので、とても嬉しかったです。この笑顔を見ると和みます。
柳宗悦と木喰仏が一緒に写っている写真共に、写真の木喰仏に似た「虚空蔵菩薩像」が展示されていました。7点の木喰仏の中で一番好きなお顔でしたが、撮影出来ず残念でした。

地蔵菩薩像 木喰明満
江戸時代 1801年

千手観音像
江戸時代 1801年
この他に、いつか沖縄で見たいと思っていた、石獅子も1点展示されていて、驚きました!!思っていたよりも大きかったです。村落の入口などに魔除けとして置かれていた石獅子。多くの気孔を含んだ柔らかい性質の琉球石灰岩に手彫りされています。素朴で温かみのある石獅子は、ひとつとして同じ表情のものがないそうです。
沖縄で様々なタイプの石獅子を見て周りたいです。
バーナード・リーチの器や絵も多数展示されていました。
「モンタナ」は、墨でササッと描いたような風景画なのですが、とても魅力的で見入ってしまいました。
柳宗悦の絵を引き立てる装飾も素敵だなと思いました。
生誕120年「棟方志功」小展も開催していて、「華厳譜」「観音経曼荼羅」「善知鳥版画巻」などが展示されていました。
東京国立近代美術館で、10月6日(金)〜12月3日(日)まで、企画展「生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」が開催されるので、そちらも今から楽しみです。
スタッフO
展示作品数は、新展示作品5点、破片や掛け軸も含め、全部で110点です。撮影も可能です!!

初代宮川香山「上絵金彩帆立貝二魚蟹図花瓶」(一部分)
明治9年頃~明治15年頃
こちらの初展示作品「上絵金彩帆立貝二魚蟹図花瓶」に目が釘付けでした。
本物のような帆立貝、輪の部分は細く薄い上に、空洞になっています。一体どのように制作したのでしょう!?
中央の蟹がお茶目なポーズで可愛らしいです。蟹は花瓶一周描かれていて、踊っているかのようです。
帆立貝に描かれた魚たちも目がくりくりしています。ぜひ、眞葛ミュージアムで細部までじっくりとご覧ください!


日本民藝館で、9月3日(日)まで開催していた聖像・仏像・彫蔵—柳宗悦が見た「彫刻」を見に行きました。
木喰仏や円空仏をはじめ、近世の神仏像には庶民信仰を対象とした素朴な造形を数多く目にすることができます。本展は、当館コレクションを「彫刻」という観点から目を向ける試みです。
-日本民藝館解説より-

自刻像(自身像) 木喰明満
江戸時代 1801年
今回の展覧会では、木喰仏が7点、円空仏が2点展示されていました。
そして、何と!そのうち4点の木喰仏のみ、撮影が可能でした。
撮影できるとは思ってもみなかったので、とても嬉しかったです。この笑顔を見ると和みます。
柳宗悦と木喰仏が一緒に写っている写真共に、写真の木喰仏に似た「虚空蔵菩薩像」が展示されていました。7点の木喰仏の中で一番好きなお顔でしたが、撮影出来ず残念でした。

地蔵菩薩像 木喰明満
江戸時代 1801年

千手観音像
江戸時代 1801年
この他に、いつか沖縄で見たいと思っていた、石獅子も1点展示されていて、驚きました!!思っていたよりも大きかったです。村落の入口などに魔除けとして置かれていた石獅子。多くの気孔を含んだ柔らかい性質の琉球石灰岩に手彫りされています。素朴で温かみのある石獅子は、ひとつとして同じ表情のものがないそうです。
沖縄で様々なタイプの石獅子を見て周りたいです。
バーナード・リーチの器や絵も多数展示されていました。
「モンタナ」は、墨でササッと描いたような風景画なのですが、とても魅力的で見入ってしまいました。
柳宗悦の絵を引き立てる装飾も素敵だなと思いました。
生誕120年「棟方志功」小展も開催していて、「華厳譜」「観音経曼荼羅」「善知鳥版画巻」などが展示されていました。
東京国立近代美術館で、10月6日(金)〜12月3日(日)まで、企画展「生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」が開催されるので、そちらも今から楽しみです。
スタッフO