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横浜公園

今日は、満月ですね。
6月の満月は、「ストロベリームーン」と呼ぶそうです。
東京の月の出時刻は、19時19分。
横浜は、少し雲が広がっていますが、満月を見られそうですね。

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先日、横浜スタジアムがある横浜公園へ行きました。
市営地下鉄 関内駅から徒歩3分程で着きます。
明治9年(1876)に開園した、横浜では山手公園の次に古い公園だそうです。

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「岩亀楼石燈籠」

公園の噴水近くに、日本庭園「彼我庭園」があります。「彼我」の彼は外国人、我は日本人を意味するそうです。
庭園には「横浜浮世絵展」で知った「岩亀楼石燈籠」があります。この燈籠は、妙音寺(南区三春台)から横浜市に寄贈されたもので、柱の部分に「岩亀楼」と文字が刻まれていました。庭園入口付近にあり、知らなかったら通り過ぎてしまいそうでした。

横浜公園一帯は、江戸時代の末期までは入海で、安政3年(1856)に埋立てられ、太田屋新田といった。横浜開港にともない、新田の沼地約一万五千坪が更に埋立てられ、港崎町と命名され、その中に岩亀楼などが開業し国際社交場として栄えた。
-岩亀楼の石燈籠解説より-

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涼しげな色合いの紫陽花も咲いていました。
石燈籠の近くに、蹲踞と水琴窟がありました。茶室に入る前に手や口を洗い清める手水鉢が蹲踞です。
柄杓で赤い円の部分に水をかけ、側に立ててあった長い竹の棒を中央の穴にあて、耳を近付けると「カラン、コロン、ティン」と優しい鈴のような音色がして、癒されました。

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大きな池には、たくさんの亀が岩の上で甲羅干をしたり、悠々と泳いでいたりしました。サギや赤とんぼもいました。赤とんぼは、秋にいるものだと思っていたので驚きましたが、赤とんぼのアキアカネは、5月〜6月下旬にかけて羽化すると知りました。
横浜公園は、都会のオアシスのような場所でした。

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「よこはま中区の歴史を碑もとく絵地図」

川崎浮世絵ギャラリーの学芸員の方に、横浜駅の観光案内所で、旧跡だけが載っている地図を貰えると教えていただき、早速、貰いに行きました。岩亀楼石燈籠も載っていました。この地図を片手に、横浜開港当時に想いを馳せつつ、お散歩するのも楽しそうですね。


スタッフO
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