
神奈川県立近代美術館 葉山で、10月22日(土)〜1月22日(日)まで開催している「マン・レイと女性たち」を見に行きました。
20世紀を代表する芸術家マン・レイ(1890-1976)。
ウクライナとベラルーシ出身のユダヤ系の両親のもと、ニューヨークで育ち、画家を志した20代から本名のエマニュエル・ラドニツキーを改め、「マン・レイ」と名乗るようになります。
既存の価値観を破壊するダダの洗礼を受け、1921年にパリに移り、写真スタジオを設けると、自らが参加したシュルレアリスム運動の活動記録や作品写真、恋人や友人たちのポートレート、ファッション写真などを手がけます。本展は、とりわけマン・レイのまなざしが捉えた「女性たち」に光を当て、240点余の作品からその創作の軌跡を追うものです。
-「マン・レイと女性たち」解説一部分-

マン・レイ
《ジュリー(版画集「時を超えた貴婦人たちのバラード」より)》1971年
エッチング、アクアティント(多色)個人蔵
マン・レイは、写真家というイメージが強かったのですが、
写真だけではなく、絵画やオブジェ、映画など多岐にわたる作品を手掛けていたことを知りました。
今回一番印象に残ったのが、晩年の作品の版画集「時を超えた貴婦人たちのバラード」です。 《ジュリー》という作品が美しかったので、絵はがきを購入しました。


神奈川県立近代美術館は、山と海に囲まれた場所にあります。
背後の三ヶ岡山は、少し紅葉していました。美術館の目の前に広がる一色海岸をお散歩しました。
海の色が綺麗で眺めていると、雲の合間から富士山が見えました。
一色海岸には、角のない丸い石がたくさん転がっていたので、形の良いものを拾い集め、並べてみました。オブジェのようで可愛いかったです。

本日、お花の先生がお持ちくださったのは、ツワブキです。
力強さを感じるお花です。
スタッフO