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後ろ姿

こんにちは。
暑さ寒さも彼岸までと言われるように、過ごしやすい季節となりました。
ミュージアム前の通りでは、半袖姿の人もちらほら見かけます。
さて、この写真に写っている物は何だと思われますか?
ヒントは、大きな背中です。

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正解は、鎌倉の大仏でした。
正式には、高徳院の本尊 銅造阿弥陀如来坐像で、鎌倉で唯一国宝に指定されている仏像です。
かつては、巨大な大仏殿もありましたが、1498年の地震と津波で倒壊した後は再建されず、露座のままになっているそうです。
像高約11.3mで、重量約121t。
背中の窓は、鋳造の際、中の土や型を取り出すための物で
現在は、胎内拝観をする時の明かり取りの役割を果たしています。
高徳院の入場料+20円で胎内拝観ができます。

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「高徳院 鎌倉大仏」

正面から見ると、スッとした顔立ちですが、真下から見上げると、顎や頬の辺りがふっくらとしています。
建立当時には、金箔が施されていたそうで、今も右頬にほんの少し金色が残っています。金に覆われた大仏を想像しましたが、現在のお姿の方が、渋くて素敵だと思いました。
本日は、金を使い模様を描いていた初期の眞葛焼をご紹介いたします。

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初代 宮川香山 「漁撈木樵図」
1871年頃~1882年頃

初代 宮川香山は、横浜の太田村に窯を築いた当初は、商人などの要望もあって、陶磁器に金彩を用いて上絵を描くという薩摩や京都でごく一般的に製造されている作品を作っていました。
しかしこれらは、香山の技量を発揮するような作品ではなかった。
また金を大量に使って模様を描くため「輸出は国家の損失につながる」との疑問を感じていたようである。
模様を金彩で描く代わりに、身近な動物や植物を精緻な細工で表現する手法「高浮彫」を考案した。
-眞葛ミュージアム解説より-

眞葛焼の特徴は、「薩摩焼風の作品」➡︎「高浮彫の作品」➡︎「釉下彩の作品」と作風を変えることです。
ぜひ、眞葛ミュージアムで作品の変遷をご覧ください!

本日で、常設展は終了いたします。
来週3月28日(土)と29日(日)は、展示替え及び、館内一部改装のため休館とさせていただきます。
次回、4月4日(土)より新展示を開催いたします。
皆さまのお越しをスタッフ一同、心からお待ちしております。


スタッフO
ミュージアムのご案内

営業時間 10:00~16:00 土曜日、日曜日のみ開館 (但し年末年始など休館あり)

所在地 横浜市神奈川区栄町6-1 ヨコハマポートサイド ロア参番館1F-2

宮川香山 眞葛ミュージアム
書籍のご案内
「世界に愛されたやきもの MAKUZU WARE 眞葛焼 初代宮川香山作品集」神奈川新聞社より発売中
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