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陶器と磁器

東京国立近代美術館 工芸館で、3月8日(日)まで開催の「所蔵作品展 パッション20」へ再び行きました。
金沢移転について再度伺うと、建物は重要文化財なのでこのままこの場所に残り、所蔵作品の7割が金沢へ移るそうです。
それならば、東京オリンピックまでに金沢で再オープンは可能かもしれないと思いました。

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初代 宮川香山「鳩桜花図高浮彫花瓶」
東京国立近代美術館所蔵
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宮川香山の作品も金沢へ移ってしまうのでは?と思い、じっくりと見てきました。こちらは、高浮彫 陶器の作品です。親鳥とヒナが見つめ合い、ほのぼのする作品だなとずっと思っていましたが
「モズの巣穴を覗く鳩。器胎にとまる爪も鋭く、3羽のヒナに緊張が走ります。」という解説を読み、ギョッとしました。
そんなに緊迫した状況だったとは…。

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初代 宮川香山「色入菖蒲図花瓶」
東京国立近代美術館所蔵

こちらは、色合いの美しい釉下彩 磁器の作品です。
菖蒲の花がいきいきと描かれております。
「アールヌーヴォーの影響か、部分を見せつけるわざよりも全体を貫くデザインへの意識が窺われます。しかし釉薬の下に挿したとりどりの顔料を高温で焼成しながら安定的に美しく発色させるのもまた困難な技法でした。」と解説にありました。

眞葛ミュージアム館長のお話によると、眞葛窯は明治初期から磁器と陶器、両方作っていたそうです。
磁器と陶器では、原材料や焼く温度が違うので、同じ時期に両方作っていたことに驚きました。

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中杉与三七「黄銅製竹林観音彫花瓶」
東京国立近代美術館所蔵

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芹沢銈介「沖縄三人女」
金子量重コレクション

「所蔵作品展 パッション20」で印象に残った作品です。
前期後期で作品が数点変わっていました。
工芸館では、毎週水・土曜日 午後2時から「タッチ&トーク」という鑑賞プログラムを開催しているそうです。面白そうだなと思いました。

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本日、お花の先生がお持ちくださったのは、椿です。
一輪でも力強く、とても華やかです。


スタッフO
ミュージアムのご案内

営業時間 10:00~16:00 土曜日、日曜日のみ開館 (但し年末年始など休館あり)

所在地 横浜市神奈川区栄町6-1 ヨコハマポートサイド ロア参番館1F-2

宮川香山 眞葛ミュージアム
書籍のご案内
「世界に愛されたやきもの MAKUZU WARE 眞葛焼 初代宮川香山作品集」神奈川新聞社より発売中
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