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鎌倉国宝館

太田記念美術館で肉筆浮世絵を見てから、絵師が直接描く肉筆浮世絵に興味が湧き、他で見ることができないか探すと、本日まで鎌倉国宝館で開催の「北斎と肉筆浮世絵〜氏家浮世絵コレクションの至宝〜」を見つけ、見に行きました。

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鎌倉鶴岡八幡宮の境内にある博物館なのですが、人もまばらで、ゆっくりと作品を見ることができました。
葛飾北斎の作品を中心に、菱川師宣、喜多川歌麿、歌川広重などの肉筆浮世絵が展示されておりました。
やはり、北斎の肉筆浮世絵は圧倒的な迫力でした。
北斎84歳の作で、三国志 張飛を描いた「雪中張飛図」のチラチラと降る雪が美しく、その中で天を見上げ、スッと立つ姿も魅力的でした。
北斎「桜に鷲図」の胡粉を盛り上げ描かれた立体的な桜も素敵でした。
チラシにも載っている、鈴木春信「桜下遊君立姿図」は、女性の帯や松柄の着物がお洒落でした。

平常展には、「鎌倉の仏像」も展示されておりました。
円応寺の重要文化財「初江王坐像」「倶生神坐像」「鬼卒立像」は
今まで見たことのないタイプの仏像で興味深かったです。

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葛飾北斎「雪中張飛図」 一幅 天保14年(1843)
鎌倉国宝館ポストカードより

現在、眞葛ミュージアムで展示中の作品に、浮世絵に描かれていそうな
斬新な柄の着物を着た美しい女性の作品がございます。花瓶自体に金色の千鳥が描かれていますが、よく見ると左側の女性の着物の柄にも赤色の千鳥が描かれており、何てお洒落なのだろうと思いました。

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初代 宮川香山「美人画花瓶」 明治20年頃〜大正5年頃
眞葛ミュージアム所蔵

波と一緒に描かれた「波千鳥」は、波を世間に例え「ともに荒波を乗り越える」という意味から「夫婦円満」・「家内安全」などの縁起のよい文様とされているそうです。また「千鳥=千取り」と言う語呂合わせから、目標達成や多くの幸せを手に入れると言われております。
この作品を見ると、いいことが起きそうな予感がします!


スタッフO
ミュージアムのご案内

営業時間 10:00~16:00 土曜日、日曜日のみ開館 (但し年末年始など休館あり)

所在地 横浜市神奈川区栄町6-1 ヨコハマポートサイド ロア参番館1F-2

宮川香山 眞葛ミュージアム
書籍のご案内
「世界に愛されたやきもの MAKUZU WARE 眞葛焼 初代宮川香山作品集」神奈川新聞社より発売中
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