
この紫色の花をご存知ですか?
丸くふくらんだ葉柄を七福神の布袋様のお腹に見立てて名づけられた水草の「ホテイアオイ」です。
こんなに綺麗な花が咲くとは知らなかったので、花を見た瞬間、目を疑いました。

星野富弘「花の名前(きんれんか) 」 ハガキより
11月3日(日)まで戸塚区民文化センターさくらプラザで開催されていた「星野富弘 花の詩画展」へ行きました。
星野富弘さんは、中学校の体育教諭でしたが、クラブ活動の指導中、墜落事故で頸髄を損傷し手足の自由を失いました。
入院中、口に筆をくわえて文や絵を書き始めたそうです。カレンダーでは見たことがあったのですが、実際に絵を見るのは初めてでした。四季折々に咲く野の花に、飾らない言葉を添えた素敵な作品でした。絵はもちろんですが、書体も味があり、心がほっこりしました。


「葡萄鼠細工花瓶 一対」 一部分
宮川香山の作品には、自然の草花がたくさん描かれております。
本日は、その草花に焦点を当てご紹介いたします。「葡萄鼠細工花瓶 一対」鼠の下の部分に描かれている花です。
野に咲いているかのように生き生きと描かれております。ピンク色やオレンジ色の花のグラデーション、紫の花の花粉部分、葉脈などを単眼鏡を使い、じっくりとご覧いただきたい作品です。
スタッフO