fc2ブログ

静岡からのお客様

今日は冷たい雨の横浜です。
暖かくしてお出かけください。

本日も開館と同時にお客様がいらっしゃいました。ありがとうございます。
静岡から来ましたとお話しくださりました。
眞葛焼は高浮彫の作品のイメージしかなかったので、全く雰囲気が違う釉下彩の作品に驚きと、こちらもすごくいいなぁと思いましたとご感想をいただきました。
印象に残った作品はこちらの【美人顋斉杜若画花生】だそうです。
絶妙な薄紫色がとても素敵な作品です。
2024022501.jpg

以前ミュージアムに来てとても良かったとの事で、お母さまをお連れくださったお客様もいらっしゃいました。
お母さまからも初めて眞葛焼をみましたが、とっても良かったとご感想をいただきました。

本日も嬉しいご感想と、たくさんの方にご来館いただきありがとうございました。

スタッフT


建長寺三門 特別参拝

202422405.jpg

2月14日(水)〜3月27日(水)まで「第13回梅かまくら 寺社特別参拝」を開催しています。
鎌倉で特別参拝を開催していることを初めて知りました。特別参拝は22ヵ寺実施され、事前申し込み(応募先着順)が必要なお寺が多いですが、当日受付先着順というお寺もありました。今回は事前申し込みをして、建長寺三門楼上特別参拝に参加しました。10:30〜と11:00〜各25名の定員でした。

202422403.jpg

楼上では、建長寺の僧侶の方に解説をしていただきました。重要文化財の三門は、安永4年(1775)に、第201世住職(万拙硯誼和尚)が関東一円から浄財を募って再建したものです。三門再建時、建長寺に住むタヌキがお坊さんに姿を変えて、浄財勧進の旅をしたというタヌキ和尚の伝説も残っています。今日は特別に楼上の撮影も可能です。とのこと。

楼上の中央に薬師如来坐像、周りには五百羅漢像、更に左右には、十六羅漢像が安置されていました。五百羅漢像の原形作者は江戸仏師高橋鳳雲で、鋳造したのは栗原貞乗。木型は身延山三門へ納められた後焼亡したそうです。薬師如来坐像と十六羅漢像は木造で、五百羅漢像は銅造でした。一つとして同じ姿はありません。頭からヒョロっと何かが生えている五百羅漢像がいらして、とても気になりました。髪の毛なのでしょうか?

2024224.jpg

202422402.jpg

三門楼上の外側をぐるりと一周することも出来ました。雨が降っていましたが、良い眺めでした。
昔は、三門楼上に自由に登ることができましたが、現在は、今回のような特別拝観の時のみ参拝できるそうです。

「けんちん汁」は、建長寺の開山蘭渓道隆が、野菜の皮やヘタを無駄にしないようにと発案した精進料理の「建長汁」が全国に広まったといわれています。「建長汁」の作り方が書かれているチラシをいただいたので、同じように作ってみたいなと思いました。

202422404.jpg

202422401.jpg

三門から降りると大雨になり、建長寺境内一番奥にある「半蔵坊大権現」を祀るお堂の鎌倉半蔵坊へ行けませんでした。こちらの参道には、大小12体の天狗像が祀られています。小学生の頃に行きましたが、とても印象に残っています。鎌倉半蔵坊の先は、天園ハイキングコースにつながっています。良いお天気の日に、ハイキングするのも楽しそうだなと思いました。

鎌倉吉兆庵美術館では、1月5日(金)〜4月7日(日)「吉祥紋様を読み解く」を開催中です。
この展覧会に、眞葛焼が14点展示されていました。初めて見る作品も数点ありました。その中でも印象に残った作品は、初代宮川香山「依青磁之様香櫨」です。最初、何か分かりませんでしたが、解説を読み、日本神話に神の使いとして登場する三本の足を持つ八咫烏(ヤタガラス)の香炉だと分かりました。香山の父 楽長造の作品「模仁清桃香合」もありました。京都の名工・青木木米に師事して陶技を磨いた長造は、仁清写しの茶道具を最も得意としていたそうです。

202422406.jpg

本日のお花は、赤と白の大きな椿です。白い壁に映えてとても綺麗です。
椿は種類が豊富で、魅力的な植物ですね。


スタッフO

涅槃会

涅槃会とは、2月15日(旧暦3月15日)、お釈迦さまが亡くなられた命日の法要のことです。
覚園寺は、2月1日(木)〜15日(木)まで、宝戒寺は、2月14日(水)〜2月24日(土)まで涅槃図を公開しています。
宝戒寺は、本堂の中に飾ってあり撮影禁止でした。宝戒寺の涅槃図は複製で、実物は鎌倉国宝館に所蔵されているそうです。迦陵頻伽の下辺りに描かれた、顔は人で体が真っ黒な毛に覆われ長い尻尾があるのは一体何なのか、気になって仕方がありません。覚園寺の涅槃図は撮影可能でした。

202421805.jpg
覚園寺 「涅槃図」

涅槃図とは、お釈迦さまが入滅したときの様子を描いたものです。時代ごとに描かれる内容や画風は変遷するそうですが、構図や基本的な要素はほぼ同じとのこと。描くものの意味や配置など、様々な約束事があり、それらのポイントをおさえると、より興味深く拝観できます。ポイント①満月②雲上の一団③8本の沙羅双樹④弟子たち⑤動物たち

202421806.jpg

①十五夜の満月
②雲上の一団は、お釈迦さまの生母・摩耶夫人です。お釈迦さまの弟子阿那律尊者に先導され降りてくるところです。

202421801.jpg

③画面左側の沙羅双樹に摩耶夫人が投げた薬袋が描かれています。錫杖にくくりつけられた衣鉢袋という説もあるそうです。沙羅双樹8本のうち4本は枯れています。沙羅双樹の周りは、雲や大きな河が流れています。

202421804.jpg

④身を伏せて嘆き悲しむ阿難尊者。お釈迦さまのいとこだそう。宝戒寺の阿難尊者は上を向いていました。その横には、阿那律尊者。(摩耶夫人を先導している同一人物がここにも描かれています)

202421802.jpg

お釈迦さまの足をさする老女。その奥には、赤と白の球を持つ阿修羅。鳥の冠を被る迦楼羅。

20242180.jpg

龍を背負う難陀龍王・跋難陀龍王の姿もありました。

202421807.jpg

⑤猫は描かれないことが多いのですが、以前、東福寺で見た涅槃図には描かれていました。長谷川等伯が描いた涅槃図には、コリー犬が描かれているそうです。覚園寺の涅槃図には、カニやカタツムリも描かれていました。

いつか、伊藤若冲が描いた「果蔬涅槃図」を見たいです。この作品は、大根をお釈迦さまに見立て、その周りに嘆き悲しむ弟子や動物を野菜や果物にして描かれています。沙羅双樹は、トウモロコシになっているそうです。

眞葛ミュージアムは、東山義亮が描いた「涅槃図」(1846年頃)を展示しておりますので、ぜひご覧ください。義亮は京都真葛ヶ原双林寺の画僧です。初代宮川香山は幼少時代、義亮に絵と書を学んでいました。
色々な人が描いた涅槃図を比較すると違いがあり、とても興味深いです。


スタッフO
ミュージアムのご案内

営業時間 10:00~16:00 土曜日、日曜日のみ開館 (但し年末年始など休館あり)

所在地 横浜市神奈川区栄町6-1 ヨコハマポートサイド ロア参番館1F-2

宮川香山 眞葛ミュージアム
書籍のご案内
「世界に愛されたやきもの MAKUZU WARE 眞葛焼 初代宮川香山作品集」神奈川新聞社より発売中
リンク
カレンダー
01 ≪│2024/02│≫ 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 - -
最新記事
カテゴリ
検索フォーム
最新コメント
最新トラックバック
RSSリンク
QRコード
QR