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始まりました! みる ふれる眞葛焼

昨日から特別企画展「みる ふれる眞葛焼」がはじまりました。
ミュージアム内にあるQRコードを読み込んでいただくと目の前に眞葛焼3D ARが!
あり得ないこんなお写真も撮れたり
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楽しめる企画展となっております。
ぜひ体験しにいらしてください。

大宮にある盆栽美術館に行きました。
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手前のものは樹齢100年の松

展示のものの中には樹齢380年というものもあり、盆栽は受け継がれていく芸術なんだなと知りました。
ほとんどの幹が白くなって死んでしまっているのに青々とした葉をつけているものもありました。
生命力とそれを生かす職人さんの技術の素晴らしさを感じました。
可愛がって育てている盆栽も自分の代でみることが出来るのはほんの数十年でいち部分。
盆栽の世界の広さも感じました。

スタッフT

眞葛焼3D AR

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本日より、特設企画展示「みる ふれる 眞葛焼-DXで鑑賞する眞葛焼-」が始まりました。
3Dプリンターでスキャンした高浮彫のレプリカ作品を実際に触ることが出来ます。
また、白いテーブル上のQRコードをお手持ちのスマートフォンやタブレットで読み込んでいただくと、原寸大の眞葛焼3D ARが出現します!早速、QRコードを読み込んでみました。何もないところに突如、眞葛焼3D ARがポンと出現します。作品の向きやサイズも変更できるので面白いです。上の写真のように撮影することも可能です。
展覧会とは違った楽しみ方ができる特設企画展示ですので、ぜひ、この機会に眞葛ミュージアムへお越しください。

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先日、鎌倉 鶴岡八幡宮の側にある宝戒寺へ行きました。
拝観料300円を払い、境内に入ると赤紫色や白色の萩が満開で綺麗でした。
本堂は仏像がずらりと並んでいて、お線香の香りが漂い、時々気持ちの良い風が吹き抜け、穏やかな時間が流れていました。

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ご本尊 子育経読地蔵大菩薩がとても美しくて、見惚れてしまいました。
貞治四年・三條法印憲円作。明治32年国宝指定、現在は重要文化財です。
女性的なお顔の地蔵菩薩像を初めて見ました。光背には、迦陵頻伽が飛んでいました。脇立は、梵天と帝釈天のお姿が。この他に、聖観世音、不動明王、毘沙門天、閻魔大王など、17の仏像のお姿がありました。
本堂内は撮影禁止なので、子育経読地蔵大菩薩の御影を購入しました。梵天と帝釈天も一緒に描かれています。

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宝戒寺の後に、鎌倉・吉兆庵美術館の前を通りかかると、ポスターが貼ってあり、9月30日(土)〜12月17日(日)「横浜眞葛焼 宮川香山の技」を開催すると知りました。
平塚市美術館では、10月7日(土)〜11月26日(日) 「横山美術館名品展」を開催。眞葛焼が展示されます。今年の秋は、興味のある展覧会が目白押しなので、どう回ればいいか思案中です。

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昨日は、中秋の名月でしたね。まん丸のお月さまがとても綺麗でした。
中秋の名月に満月になるのは今年までで、次に満月になるのは、7年後だそうです。お月見をされましたか?
本日のお花は、ススキと百日草です。
「一日遅いお月見よ。」と、お花の先生がおっしゃっていました。


スタッフO

虫めづる

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7月22日(土)〜9月18日(月・祝)までサントリー美術館で開催していた「虫めづる日本の人々」を見に行きました。虫に焦点を当てた珍しい展覧会でした。小さな虫を見るのに今回も単眼鏡が大活躍でした。

古くから日本美術では、虫は重要なモチーフでした。現代において昆虫と分類されるものだけでなく、蜘蛛や蛙、蛇などのうごめく小さな生き物たちも虫として親しまれ、物語や和歌、様々な美術作品に登場します。特に鈴虫や蛍は愛好され、深く物語と結びついた様子が、源氏絵や伊勢絵などから伝わってきます。
-サントリー美術館チラシ解説より-

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伊藤若冲「菜蟲譜」(チラシ一部分)

一番見たかった作品は、チラシの表紙にもなっている伊藤若冲 重要文化財「菜蟲譜(さいちゅうふ)」です。
若冲にとって唯一の絹本(けんぽん)着色の画巻です。縦32cm横幅11mある巻物の前半には、椎茸、瓜、南瓜、柿などの野菜や果物が約100種類、後半は、蝉、カマキリ、カブトムシ、蛙、蜘蛛など、約60種類の虫たちが描かれていました。
昭和2(1927)年10月に恩賜京都博物館(現京都国立博物館)で開催された展覧会を最後に、所在不明となっていましたが、平成11(1999)年11月に、佐野市の旧家・吉澤家より発見されたそうです。

たくさんのオタマジャクシにも驚きましたが、ユニークな顔の蛙があまりにもインパクトがあり、思わず絵葉書を購入しました。一度見たら忘れられません。

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伊藤若冲「菜蟲譜」(絵葉書一部分)

この他に印象に残った作品は、雪洞「瓜茄子に虫図」と鏑木清方「虫の音」です。雪洞「瓜茄子に虫図」は、瓜の上に正面を向いた虫がいます。肉眼ではそれしか分かりませんでしたが、単眼鏡で見ると、ニカーッと大きく口を開けて笑っているかのようでした。鏑木清方「虫の音」は、虫の姿は描かれていないのですが、女性が目線を下に向けていて、きっとその先に虫がいるのだろうなと想像できました。鈴虫がいるのでしょうか?素敵な作品でした。

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初代宮川香山 「瓢箪細工虫行列花瓶」
明治9年頃~明治15年頃

眞葛焼の作品にも、蜂、蝶々、蝉、バッタ、カブトムシ、蛙など、虫が登場します。本日は、擬人化した虫が描かれた、初代宮川香山「瓢箪細工虫行列花瓶」をご紹介いたします。瓢箪のツルの上を、カマキリやバッタ、お花を持った蜂などが行進しています。何だかとても楽しそうじゃないですか?皆どこへ向かっているのでしょう?

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今週、お花の先生はお休みとのことでしたが、本日お花をお持ちくださいました。先生のお庭に咲いた彼岸花と、学校のジンジャーだそうです。ジンジャーの甘い香りが漂います。今年は、彼岸花が咲くのが遅いそうです。この組み合わせを見ると、鎌倉 英勝寺のお庭を思い出します。


スタッフO
ミュージアムのご案内

営業時間 10:00~16:00 土曜日、日曜日のみ開館 (但し年末年始など休館あり)

所在地 横浜市神奈川区栄町6-1 ヨコハマポートサイド ロア参番館1F-2

宮川香山 眞葛ミュージアム
書籍のご案内
「世界に愛されたやきもの MAKUZU WARE 眞葛焼 初代宮川香山作品集」神奈川新聞社より発売中
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